ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは11月1日、UTMアプライアンス製品「WatchGuard XTM 5 Series」の新モデルとして2~3Gbpsのファイアウォールスループットに対応した「XTM 515」「XTM 525」「XTM 535」「XTM 545」の4機種を発表。同日より出荷を開始した。
「WatchGuard XTM 5 Series」は、ラックマウント型のセキュリティ・アプライアンス。新たに発表されたモデルでは、ファイアウォール機能であるアプライアンス・パケット・フィルタリングのパフォーマンスの40%向上、ゲートウェイ・アンチウイルス・スループットのスピードの190%以上高速化など、既存のWatchGuard XTM 5 Seriesの基本スペックが強化されている。
機器に搭載されるFireware XTM Pro OSでは、ソーシャルメディアに対するアプリケーション制御が可能となっているほか、iPadやiPhoneなどのiOSデバイス、Android 4.0を搭載したスマートフォンやタブレット端末とのVPNトンネルの構築にも対応している。
そのほか、IPS(侵入阻止)機能を有効にした場合のパフォーマンスが220%、すべてのセキュリティ機能を利用した場合のUTMスループット値が150%以上向上しているという。