マクニカネットワークスは11月1日、同日よりイスラエルAudioCodes社が提供するVoIP関連製品群の販売を開始すると発表した。発売する商品は、「Mediantシリーズ VoIPメディアゲートウェイ/セッションボーダコントローラ(以下、SBC)」、「300HD/400HDシリーズ(IP電話機)」、「SEM(VoIP音声品質監視アプリケーション)」、「SmartTAP(VoIP音声通話録音アプリケーション)」。

イスラエルAudioCodes Ltd.が提供するVoIP関連製品群

販売を開始するAudioCodes社の「Mediantシリーズ」SBCは、主要な音声コーデック(G.711、G.722、G.729、G.723.1、G.726、他)、並びに、主要な呼制御プロトコルであるSIPに対応。Mediantシリーズのほか、IP電話機「300HD/400HDシリーズ」、AudioCodes社のSBCおよびゲートウェイの音声品質を測定することが可能なVoIP音声品質監視アプリケーション「SEM」、使いやすく豊富な機能を備えたWebベースのユーザーインタフェースを持つVoIP音声通話録音アプリケーション「SmartTAP」も顧客の用途に合わせて提供する。

同シリーズは、TDM(PSTN/レガシーPBX接続)からIPS(IPトランク接続)への移行、PSTN、SIPトランク、レガシーPBXおよびインターネット経由の遠隔エージェントへ同時に接続可能などに対応するシングルプラットフォーム。

なお、同シリーズは、Microsoft Lync Server、Genesys SIP Serverとも連携している。

Microsoft Lync Serverとの連携においては、MediantシリーズのVoIPメディアゲートウェイがSBA(サバイバル・ブランチ・アプライアンス)機能の搭載が可能なエンハンスド・ゲートウェイとして認定されているほか、同シリーズのSBCから300HD/400HDシリーズ(IP電話機)、SEM(VoIP音声品質監視)、SmartTAP(VoIP音声通話録音)までの製品ラインナップがある。

さらに、Genesys SIPServerとの連携においては、Mediantシリーズ(VoIPメディアゲートウェイ、SBC)および300HD/400HDシリーズ(IP電話機)はフルポートフォリオ認定を受け、またGenesys SIP Selectでは唯一の推奨ゲートウェイとなっている。