ジェイズ・コミュニケーションは10月31日、ファルコンSCのワンタイムパスワード統合認証基盤システム「WisePoint Shibboleth」の発売を、11月1日より開始すると発表した。
「WisePoint Shibboleth」は、主に大学や研究機関での利用を想定して開発された、認証連携とシングルサインオンを実現するSAML2.0対応認証システム。
同システムの導入により、システムごとに別々のID・パスワードでログインしていた認証を、学内の認証基盤に一元化して、学内システムやクラウドサービスなどの学外システムへも、一度の認証でログインできるようになるほか、ワンタイムパスワード認証機能を利用することで、認証強度の向上が可能になる。
ワンタイムパスワード認証機能は、マトリックスコード認証、イメージングマトリクス認証、Jパスワード認証に対応している。
また、同システムにより、国立情報学研究所が、全国の大学と協力して構築を進める学術認証フェデレーション(学認)に参加することができ、大学間認証連携による学術情報システムやSP等へのアクセスをシングルサインオンで利用する事ができる。