モーニングスターはこのほど、同社の運営するWebサイト「Gomez」において、オンラインバンキングを評価・比較した「Gomezオンラインバンクランキング」を発表した。ランキングの結果は10月15日時点の各社Webサイトにもとづいており、「住信SBIネット銀行」が総合1位という結果になっている。
同ランキングの対象は同社のノミネート基準を満たす19行で、サービスの評価は同社アナリストが行っている。それぞれのオンラインバンキングについて、「Webサイトの使いやすさ」「安定性と信頼感」「情報量とコンテンツ」「取扱商品の充実度」「便利な機能・サービス」「金利と手数料」の6つのカテゴリに関する計482の調査項目をもとに順位を決定したという。
ランキングの総合1位は住信SBIネット銀行で、2位はソニー銀行、3位は三菱東京UFJ銀行。1位の住信SBIネット銀行は「Webサイトの使いやすさ」「金利と手数料」で競合他社を大きく引き離す評価になったという。情報収集や取引をスムーズに行えるWebサイトの使いやすさや、手数料の安さ、預金金利の高さが高評価につながった。
総合2位のソニー銀行は「情報量とコンテンツ」「取扱商品の充実度」で非常に高い評価を獲得し、「安定性と信頼感」でもトップの評価になったという。3位の三菱東京UFJ銀行は、定期預金、外貨預金、投資信託といった商品ラインナップの豊富さや、同行間の振込手数料が無料な点などが特長として挙げられ、すべての評価カテゴリでバランスよく高評価を得ている。
なお、総合ランキング以外に顧客タイプ別のランキングも発表されており、運用重視型ランキングでは「ソニー銀行」が1位で、決済重視型ランキングでは住信SBIネット銀行が1位という結果になっている。