丸紅アクセスソリューションズは10月30日、「VECTANTセキュアデバイスマネージメント(以下、VECTANT SDM)」のオプションとして「VECTANTセキュアデバイスマネージメント PowerCam for SDM(以下、PowerCam for SDM)」の提供を行うと発表した。提供開始時期は、11月中旬予定。
VECTANT SDMは「コンテンツ(データファイル)配信機能」や「VPN機能」、「ウイルス対策ソフトとの連携」、「デジタルサイネージ機能」といった従来型の製品とは一線を画したのMDMとなっている。
今回提供する「PowerCam for SDM」は専用アプリケーションをインストールすることで、スマートフォンやタブレット端末からWebカメラの映像閲覧や操作を行うことができる。
複数台のサムネイル表示、Webカメラ映像を閲覧でき、画面タップ位置にカメラ視点を移動させる「カメラ視点コントロール」や「カメラ画像のズームイン・ズームアウト」といったカメラ操作も可能にする。
例えば、フランチャイズ展開している店舗に設置したWebカメラの映像をスマートフォン等でオーナーや店長が閲覧することで、店舗状況や商品の陳列状況などをリアルタイムに把握して遠隔地から適切な指示をするといった活用ができる。
また、管理者によるWebカメラ情報の登録や管理、アプリケーションに表示させるWebカメラの設定等、SDM管理コンソールによるWebカメラや利用端末の一元管理機能も提供。
提供価格は、「VECTANT SDM PowerCam for SDM(年額タイプ)が2万2,000円/年、VECTANT SDM PowerCam for SDM(月額タイプ)が2,000円/月(税別/1デバイスあたり)。