昭和シェル石油は10月30日、ソーラーフロンティアと、宮崎県国富町にあるCIS薄膜太陽電池の製造工場「国富工場」での発電事業(第2国富工場メガソーラー)に関して協力すると発表した。
具体的には、国富工場の所有者であるソーラーフロンティアが発電事業者である昭和シェル石油に屋根を貸与する。同発電事業の発電規模は約2メガワットで、2012年内完工を目指して工事が進められる予定。
国富工場では、すでに2番館の屋上に2メガワットを設置して自家使用しており、今回の発表された内容は、3番館の屋根にソーラーフロンティアが生産するCIS薄膜太陽電池モジュールを設置するというもの。これにより国富町内で稼働または計画されているメガソーラーは計7.3メガワットとなる。
なお、生み出された電力はすべて九州電力に売却される。
昭和シェル石油としては新潟県の「新潟雪国型メガソーラー」に続き国内2例目の太陽光発電事業となる。