山崎パンは10月30日、インドネシアのアトリパシフィック社との間で合弁契約を締結すると発表した。これにより、合弁対象会社となる「ヤマザキインドネシア」が実施する増資の一部を引き受け子会社化し、インドネシアでパン類の製造卸売に関する合弁事業を展開する。
「ヤマザキインドネシア」は2013年中に製パン工場を建設し、2014年の年初からの本格稼働を予定している。以降はジャカルタを皮切りにジャワ島全域へと製品供給を順次拡大する。
増資の総額は約12億円。山崎パンは増資後の株式総数の51%に相当する株式を約8億円で取得する予定。
「ヤマザキインドネシア」の所在地はインドネシアのバンデン州で、資本金は約4億円(増資後は16億円)。主な事業内容はパン類の製造卸売となっている。