TISは10月29日、ソフトバンクテレコムとデータセンター(以下、DC)サービスで協業することを発表した。韓国にあるソフトバンクテレコムグループのプサンデータセンターを、TISの提供するDR(ディザスタリカバリ)/BR(バックアップリカバリ)サービスの一部として、同日よりサービスの提供を開始している。
プサンデータセンターは、延べ床面積5500平方メートルで、1ラック当たりの電力容量は3.3kW~6.0kWが標準となっている。
今回の協業により、TISのGDC御殿山とプサンデータセンターをソフトバンクテレコムの回線で接続することとなり、TISはDR/BR先の新たな選択肢としてプサンデータセンターを顧客に提供することが可能になった。
両社は協業の今後の展開として、TISが自社データセンターで展開しているDR/バックアップパッケージ「システム丸ごと災害対策パッケージ」をプサンデータセンターで提供する予定。同パッケージを利用することで、従来の個別構築と比較してコスト削減が可能となり、低価格でDR環境の構築が実現できるとしている。