博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンターは10月25日、広告主向けのソーシャルメディア分析サービス「Topic Finder For Advertiser」の提供を開始すると発表した。同サービスは、これまでグループ内で運用していたソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder」を企業向けに提供するもの。
Topic Finderは、ブログやTwitterなど様々なソーシャルメディアを対象に、ユーザーの発言を集計・分析するツール。特に商品やブランドに関する分析に向いているという。
同ツールはこれまで博報堂DYグループ内のみで運用されており、同社の担当者が広告主企業の目的にあわせてTopic Finderによる分析を行い、レポートを提出するという形で利用されていた。今回の新サービス「Topic Finder For Advertiser」では、事前に検索キーワードの設定を行った上でTopic Finderのツール自体を広告主企業に提供する。
Topic Finder For AdvertiserはASPサービスとして提供され、プロモーションの効果測定、商品や業界のクチコミ調査、風評調査・モニタリングなど幅広い用途が想定されている。
ソーシャルメディア分析を効果的に行うためには検索キーワードの設定が重要になるが、Topic Finder For Advertiserは同社のノウハウをもとにしたキーワード設定を利用できる点が特徴のひとつになっている。定期的に分析できる検索キーワードは最大5つで、不定期で分析を行う際はさらに3つのキーワードを追加可能とのこと。なお、検索キーワードは広告主企業が自由に設定することもできる。