太陽カントリークラブは10月24日、東京地裁より破産手続き開始決定を受け、倒産したことがわかった。負債は約52億円。
帝国データバンクによると、同社は、1970年1月に設立。1971年10月にゴルフ場「太陽カントリークラブ」を完成させ、2002年8月期には年間で約11億5700万円の売上を計上していた。
しかし、その後は集客が低迷、さらに2010年9月の集中豪雨の影響により、以後、27ホール中9ホールが閉鎖されたことなどもあり、2011年8月期の年間売上高は約5億1900万円となっていた。
こうしたなか、ゴルフ場地権者など取引先に対する未払いが発生し、倒産に至った。
なお、当面はスポンサーを探索しながら、裁判所の許可を得て事業を継続する予定。