SAS Institute Japan(以下、SAS)は10月24日、インメモリ分析エンジンによりビッグデータを高速に分析、可視化するビッグデータ分析プラットフォーム「SAS Visual Analytics」とコンサルティングサービスを組み合わせた「ハイパフォーマンス・アナリティクス短期導入スタートアッププログラム」の提供を開始したと発表した。

「ハイパフォーマンス・アナリティクス短期導入スタートアッププログラム」は、ビジネス・アナリティクス環境を構築・運用できるよう支援するプログラムで、従来4ブレードから構成が可能であった標準ブレードサーバに加え、ラックマウント型サーバを選択することができる。

コンサルティングサービスは、「顧客企業の現行業務/環境における最適なアナリティクス活用方法を検討するワークショップ」、「データのメモリロード、レポート作成方法に関する、エンドユーザー向けコンサルティング」、「SAS Visual Analyticsの運用・管理方法に関する、システム管理者向けコンサルティング」、「インストールサービス」から構成され、サービス提供期間は約1週間となっている。

「SAS Visual Analytics」は、大量データの探索・分析が可能で、ビッグデータの可視化によりビジネスの洞察を得ることができるインメモリ・アーキテクチャを採用したビッグデータ分析プラットフォーム。

専用のスキーマ設計をすることなく、ユーザーは、大量データからパターンを突き止め、さらに詳しい分析を要する領域を特定し、WebレポートやiPadなどのモバイルデバイスを通じて結果を伝えることができるようになるという。