TDKは10月23日、スマートフォンなどの小型携帯機器でのデカップリング用途向けに、小型の積層セラミックコンデンサ「C0402(01005)」を開発したことを発表。12月より量産を開始する。

「C0402(01005)」C0402サイズで定格電圧6.3V、静電容量0.22μFの積層セラミックコンデンサで、同社の従来品よりも約2倍の静電容量を実現している。

特徴として、定格電圧6.3V保証、小型携帯機器での様々な電圧に対応する。また、直流電圧特性に優れ、直流電圧印加状態において高い実効容量が得られることから、従来品からの小型化および部品員数の削減などができる。

主な仕様は、外形寸法が0.4×0.2×0.2mm、定格電圧が6.3V、静電容量が0.22μF、温度特性がX5R -55~+85℃となっている。

価格は1個あたり10円で、同社では1カ月1000万個の生産を予定している。