NTTアドバンステクノロジとシー・エス・イー(以下、CSE)は10月23日、NTT-ATが販売を行っている米Pivot3製のデスクトップ仮想化アプライアンス「vSTAC VDI」と、CSEのデバイス不要のワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」の連携動作検証を完了したと発表した。

本連携により、シンクライアント端末やスマートフォンなどからロケーションフリーでセキュアにデスクトップ環境にログインできるソリューションを実現する。

「vSTAC VDI」と「SECUREMATRIX」の構成イメージ図

「vSTAC VDI」は、VMware Viewを用いて仮想デスクトップ環境(VDI)を1筐体で提供し、新規ユーザーへのVDIの提供や、OSアップデート、パッチの適用も簡単に短時間で実現する。仮想デスクトップ利用時には、より強固なセキュリティを求められるが、「SECUREMATRIX」との連携によってVDIを利用するユーザーの利便性を損なうことなく本人認証を強化することができるため、情報漏洩対策に有効となる。

「vSTAC VDI」と「SECUREMATRIX」連携のユーザーログイン画面など