日本ユニシスは10月22日、パイオニアの電気自動車(EV)/プラグインハイブリッド車(PHV)用カーナビゲーションへの「充電インフラ情報配信サービス」を開始すると発表した。本サービスは、パイオニアが発売するEV/PHV用カーナビゲーション向けに、充電インフラシステムサービス「smart oasis(スマートオアシス)」と通信ネットワークによって繋がっている充電スタンドの情報を配信するもの。
EV/PHV用カーナビゲーションは、パイオニアが10月下旬発売予定の「AVIC-MRZ007-EV」、「AVIC-EVZ05」が対象で、専用通信モジュール(AVIC-MRZ07-EV)、携帯電話(AVIC-EVZ05)を使うことで配信情報を利用できる。
日本ユニシスは、カーナビゲーションのほかPCや携帯電話、スマートフォン、タブレット端末に向けて、充電スタンドの位置情報や充電可能な時間などの利用条件、リアルタイムの状態情報(満空情報など)を確認できる「充電インフラ情報配信サービス」を提供している。
「充電インフラ情報配信サービス」は、「smart oasis」とパイオニアのEV/PHV用カーナビゲーションとのシステム連携により、同カーナビゲーション向けに、リアルタイムの充電スタンド情報の配信を行う。同カーナビゲーション利用者は、最寄りの充電スタンドの位置情報や利用可能時間、利用条件などの情報に加え、「充電スポット満空情報」画面からリアルタイムの充電スタンド状態情報(満空情報など)を確認することができる。
また「smart oasis」は、急速充電器のほか、普通充電器にも対応している。パイオニアのEV/PHV用カーナビゲーションは、EVだけでなくPHVにも使用可能で、普通充電器のみを利用するPHV利用者向けにも、リアルタイムの状態情報(満空情報など)を提供することができる。