Ubuntu 13.04の開発コードは"ウズウズするカコミスル"

Ubuntu 12.10が公開されたばかりだが、早くも次期Ubuntuの開発コード名が発表された。Ubuntuはリリースバージョンごとに規則に則った開発コード名を振っており、来年に公開予定のUbuntu 13.04には「Raring Ringtail」が付与された。日本語に訳すとウズウズするカコミスル、といった意味合いとなる。

Ubuntuでは開発コードを形容詞+動物の名前で統一しており、どちらの頭文字もアルファベットが同じであるようにしている。また、前リリースのアルファベットの次の文字が使われる。Ubuntu 12.10の開発コード名が「Quantal Quetzal」であったため、頭文字にRが使われ「Raring Ringtail」となっている。

Ringtailの名称がつけられた時、多少の混乱が発生していた。Ringtailというと尾が縞模様である動物の総称を示す意味合いがあり、Shuttleworth氏が同じく尾が縞模様のワオキツネザルではなくカコミスルの方であると指摘している。

ドラフト版ではあるがRaring Ringtailのリリーススケジュールがすでに公開されており、それによるとUbunut 13.04のリリースは2013年4月25日となっている。

記事公開当初、Ubuntu 12.10の開発コード名を間違って記載していましたので修正致しました。読者の皆様ならびにご迷惑をおかけしました関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。