イオンディライトは10月19日、本年4月に経済産業省からBEMSアグリゲータとして採択されたことを機に、大手保険会社の全国支社・拠点およびイオングループ店舗に補助金を活用したBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を導入し、エネルギー管理支援サービスを開始したと発表した。同社は、顧客と協力しピーク電圧・電力使用量の削減サービスを提供する。
日本IBMが、本BEMSアグリゲータ事業におけるデータ管理者として電力使用に関するデータ収集、管理等を行うシステム構築ならびに運用を行う。
イオンディライトと日本IBMは、補助金事業期間中(2014年3月31日まで)、主に契約電力量が50kw以上500kw未満である建物(店舗、病院、学校法人、行政・自治体、工場など)に対して約1,600件、契約電力50万kW以上のBEMS導入を目指し、顧客の節電支援を継続してサポートする。
今後は、イオングループの店舗を基点としたコミュニティレベルでのエネルギーマネジメント(スマートコミュニティ)を実現するため、イオンディライトグループは、電力を含めたエネルギー管理に加え、温度、設備機器、警備をはじめ管理状態の見える化を構築しトータルでマネジメントするインフラを整備していく。