世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本、国際興業の4社は10月18日、東京都・浜松町駅周辺の東京都港区浜松町二丁目4番地などにおける都市計画の提案を東京都に対して行ったと発表した。

公表された位置図

計画案の整備方針は、交通結節機能の強化、国際交流拠点の形成、交通結節点における防災機能の強化と環境負荷低減の3つ。

交通結節機能の強化では、JR・モノレール駅改良と併せた歩行者広場の整備と東西自由通路・歩行者デッキネットワークを整備し、乗り換え動線強化として、JR・モノレールと地下鉄をつなぐ縦動線(ステーションコア)を整備する。また、バスターミナル、タクシープール、都市計画駐車場と荷さばき・自動二輪駐車場を整備する。

整備イメージ

国際交流拠点の形成は、国際コンベンションホールや浜松町MICE センターを整備し、外国人滞在者支援機能と交通・観光サポート機能を導入する。

交通結節点における防災機能の強化と環境負荷低減については、高効率な自立・分散型エネルギーシステムを導入し、帰宅困難者受入れスペースと災害支援機能を確保する。

A街区ステーションコアイメージ