東京都写真美術館は、コレクション展「機械の眼 カメラとレンズ」を開催している。会期は11月18日まで(月曜休館)、会場は同館3階展示室、入場料は一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円。

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同館では、毎年テーマを設けて、コレクションから選りすぐった名作を紹介する展示を行っている。2012年のテーマは、写真における「表現と技法」。学芸員が作品に秘められたストーリーを紡ぎながら、19世紀から現代に至るまで、「カメラ」という視覚装置ならではの多彩な表現を、コレクション作品と資料から展示していく。

同展覧会の出品作家は、福原路草、エドワード・ウェストン、アンセル・アダムス、熊沢麿二、木村伊兵衛、森山大道、 植田正治など。主な展覧会構成として、「シャープ・フォーカスとソフト・フォーカス」、「パン・フォーカスとディファレンシャル・フォーカス」、「レンズの視覚-広角レンズと望遠レンズ」、「カメラ・アングルの解放-俯瞰撮影と仰角撮影」などが挙げられている。