楽天は10月15日、家庭用ソーラーパネルの販売サービス「楽天ソーラー」の企業向けとなる「楽天ソーラー産業用」の提供を開始した。楽天ソーラーは、ソーラーパネルを低価格で購入・設置できるサービス。サプライチェーンのスリム化とパッケージ価格販売による高いコストパフォーマンスが特徴となっている。同社は今回、10kW以上の産業用太陽光発電システムに対するニーズが高まっているとして、楽天ソーラー産業用を開始したとしている。

楽天ソーラー導入までの流れ

楽天ソーラー産業用では、ソーラーパネルやフレーム、ケーブルなどを含む太陽電池モジュールと架台、発電された電気を使用用途にあわせて変換するパワーコンディショナーのほか、設置工事や関連手続きの代行などをパッケージにして提供する。

また、同サービスでは耐久性に優れ信頼性の高いカナディアン・ソーラー社製パネルを採用し、25年の長期メーカー保証がつく。またメーカー保証以外にも、自然災害や盗難に対する補償と、これらを原因とする損害により発電が阻害された場合の売電利益補償が5年分付帯するなど、各種保証が設定されている。

各種保証期間

価格は、屋根に設置する場合で、1kWあたり32万8100円~。なお、上限額2200万円で全商品をフルローンで購入できるファイナンスサービス「楽天ソーラー産業用ローン」も用意されている。

パッケージ価格(1kWあたりの価格)