アドビ システムズは15日、PDFソリューション「Adobe Acrobat XI」の全機能が30日間使用できる無償体験版と、PDFリーダー「Adobe Reader XI」のダウンロード提供を同社のWebサイトにて開始した。

Adobe Acrobat XIでは、PDFファイルを自由自在に編集したり、PDFファイルをMicrosoft PowerPoint形式を含むMicrosoft Officeファイル形式に再変換することができ、既存の資料を活用した文書作成時間を大幅に短縮できるとのこと。加えてAcrobat XIファミリーでは、タブレット端末のタッチ操作を容易にする機能が導入されており、Citrixなどの仮想化環境で展開されたAcrobat XIを、タブレット端末から外出中・移動中でも簡単に操作可能という。

Adobe Acrobat XI ProおよびStandard日本語版は、26日にパッケージ版とダウンロード版が発売される予定。価格は、Pro(Windows / Mac OS)が5万7,540円、Standard(Windows)が3万6,540円。また、企業や教育機関向けのライセンス版についても、16日よりアドビライセンスストアにて受注を開始する。