ハーマンミラージャパンは、デザイナーのチャールズ&レイ・イームズの生涯をたどる展覧会「essential EAMES(エッセンシャル・イームズ)」を開催する。入場料は無料、会期は12月7日~2013年1月15日、会場は東京都・新宿のリビングデザインセンターOZONE。
同展覧会は、イームズの孫であるイームズ・デミトリオス監修のもと、同氏の書籍「An Eames Primer(日本語版:「イームズ入門 ― チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景」)をもとに構成される。資料や実物の作品の展示、映像から、イームズのデザインを支えた哲学を見せる内容だという。この展覧会は、米国・カリフォルニアのイームズ・オフィスの開催されたのを皮切りに、2011年9月に香港、2012年1月のジャカルタで行われ、今回日本でも行われることとなった。
チャールズ&レイ・イームズは、建築、フィルム、家具、おもちゃなど多様な作品を残したデザイナーで、ミッドセンチュリー時代に新しいデザインの潮流を作った存在。ハーマンミラーとイームズ夫妻とのコラボレーションは、1946年からイームズ夫妻が亡くなるまで続き、イームズがデザインした数多くの名作家具のほぼ全てはが、ハーマンミラーから世に送り出された。