米Googleは11日(現地時間)、過去最大となるストリートビュー(Street View)のデータアップデートを開始した。これにより世界中で25万マイル (約40万キロ)以上の距離の道路がアップデートされ、スペシャルコレクション (世界遺産、行楽地や観光名所などを紹介)の数が倍増する。
アップデートを通じて、米国、カナダ、英国、イタリア、デンマーク、ノルウェー、マカオ、シンガポール、タイ、台湾でストリートビューの範囲が拡大し、日本、スペイン、フランス、ブラジル、メキシコ、南アフリカなどではスペシャルコレクションが拡充する。例えば、台湾の太魯閣峡谷やシンガポールのフォートカニング公園の森をGoogleマップから散策できる。シェイクスピアの世界に興味があれば、戯曲「ハムレット」の舞台として知られるデンマークの世界遺産クロンボー城の敷地に入れるようになった。