OKIコンサルティングソリューションズは10月10日、パソコンにUSBトークンを挿入するだけでシンクライアントを実現する「Safario」に新モデル「Safario-WX(サファリオ ダブルエックス)」を追加し、販売を開始すると発表した。

「Safario」トークン

「Safario」は、2008年より販売しているUSB型シンクライアントで、Safario-WXは、「シンクライアントをより自席の環境に近い状態で快適に利用したい」「自社の環境に合わせてカスタマイズしたい」との顧客の声に応え、それらを実現する「Safario」の新モデルとして開発されたもの。

同製品は、Windowsを起動した状態でパソコンのUSBポートに「Safario」トークンを挿入してシンクライアントを起動。Windows上で直接、シンクライアントを起動するため、従来に比べてレスポンスが向上した。

「Safario-WX」 システム構成図

オプション機能として、新たにVDI(Virtual Desktop Infrastructure)対応やプリンタ・バーコードリーダーなどの外部装置の制御に対応。VDI対応によりログイン時に自動的に適切なサーバが割り当てられるため、サーバの障害時であっても利用者は仮想化されたデスクトップ環境にログオンできる。

また、外部装置の接続が容易になったため、プリンタやソフトフォン端末を利用できるようになった。

価格は、10ライセンスで税別80万円から。

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