京成電鉄は10月9日、2013年9月に予定している東京都墨田区押上から千葉県市川市八幡への本社移転に伴い、移転後の本社跡地計画が決定したと発表した。
跡地計画は、同社が現本社跡地に賃貸施設を建設し、ライフコーポレーションとアールエヌティーホテルズの2社に賃貸。この2社が商業施設や宿泊施設として運営・管理を行うというもの。東京スカイツリーに近い立地条件を生かし、利用者などを呼び込めると見込んでいる。
跡地計画の主な概要は、計画地が東京都墨田区押上(現本社敷地)、敷地面積が4380.41平方メートル、用途地域が商業地域、規模が地下1階、地上13階(地下1階~地上2階: 商業施設、3・4階: 駐車場、5階以上: 宿泊施設)、延床面積が約2万7000平方メートル、用途が商業施設、宿泊施設(室数約270室)、工事着工が2013年10月予定で、竣工・オープンが2015年12月予定となっている。