KLabは10月9日、同社が開発・販売する個人情報検出ツール「P-Pointer」の最新版 Ver3.6.1を公開した。
P-Pointerは、企業内に置かれたPCやサーバの「どこに」「どのような」個人情報が「いくつ」あるのかを可視化するに個人情報検出ツール。クライアントPCへのインストールは不要で、金融や通信、IT、教育機関などのセキュリティ監査に利用されている。
個人情報を扱う企業にとって、定期的に社内の個人情報の所在を明らかにして必要な体制整備を採ることに加え、業務へのスマートフォンやタブレットの導入や、Mac利用の増加などといった対応すべき課題が増加しているという。
最新版のP-Pointerでは、Mac OS Xに対する個人情報監査のサポートが追加された他、最新の地名辞書・企業名辞書の搭載など機能の強化も行われている。監査対象ファイルは、ワードやエクセルといったMicrosoft Office製品のドキュメントやテキスト、CSV、PDFなど。