NTTアイティは10月4日、スマートデバイスに会社PCの画面を表示させて操作できるサービス「マジックコネクト・モバイル」に、操作性を向上させる仮想マウス機能を新たに搭載し、22日から日本・東南アジア・北米・欧州において提供すると発表した。

同社は2012年2月より、iPad / iPhone / Android端末で会社のPCやサーバーをリモート操作できるサービスとして、マジックコネクト・モバイルを販売。同サービスは利便性だけでなくセキュリティ面も重視されており、情報流出やウイルス感染、なりすましなどを防ぐ仕組みが取り入れられている。同サービスは現在、法人ユーザーを中心に約2000社で利用されているという。

「マジックコネクト・モバイル」クラウドサービスの利用イメージ

今回、利用企業からの操作性向上の要望に応える形で仮想マウス機能が搭載され、クラウドサービスとして日本・東南アジア・北米・欧州で同時発売されることになった。新しいマジックコネクト・モバイルは、モバイルPCとほぼ同等の画面操作性を実現しているという。

仮想マウスによる接続先画面の操作イメージ

同サービスの1カウントあたりの価格は、初期費用が1万500円で、年間使用料が1万2600円。なお、すでにマジックコネクト・モバイルを導入している場合は、スマートデバイスのビューアプログラムをバージョンアップすることで追加費用なしで、新機能を利用できる。