ゼットエムピー(ZMP)は、走行データをクラウドに蓄積可能な1人乗りロボットEV「RoboCar MV2」を販売開始すると発表した。
これまでトヨタ車体製の小型1人乗りEV「コムス」をベース車両にした研究開発用のプラットフォームを販売してきたが、ベース車両「コムス」がモデルチェンジしたのに伴い、新たなプラットフォームとして「RoboCar MV2」を発表したという。
また、ユーザアプリケーションによりモータ制御が可能なモデル「Type A」とともに、今回新たに廉価なモデル「Basic」もラインナップした。「Basic」は、車速やステアリング切れ角、ブレーキの踏み具合など、走行時の各種データを取得しクラウドに蓄積することが可能。車載デバイスを搭載して評価したり、クルマとITを連携したサービスの実験車両としてご活用できる。「TypeA」では、「Basic」の機能に加え駆動モータの自動制御機能を搭載し、車間距離制御など予防安全技術の開発に利用できる。
価格は「Basic」が198万円。「Type A」が298万円。