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10月1日(米国時間)、Red Hatの社員でJBoss ASのテクニカルリーダであるMark Little氏がJBoss ASの名称変更をアナウンスした。JBoss AS(JBoss Application Server)はRed Hatが商用製品化しているJBoss Enterprise Application Platformの上流プロジェクト。Red Hatは、JBoss ASの成果物を基礎としてエンタープライズ版JBossを提供している。
JBoss ASはJava EEに対応したアプリケーションサーバで、Red Hatの支援を受けているJBossコミュニティによって開発されている。ライセンスにはLGPLを採用しており、コミュニティサイトより無償で配布されている。Little氏によると1999年にプロジェクトが発足して以来、JBoss ASには様々な技術が取り込まれ大きく変動しており、新たな方向性を反映した名称に変更するべき時に来ているのではないかとしている。
すでにJBossコミュティページでは投票ページが公開されており、新たな名称を募集している。名称の募集期間は10月14日までとなっており、その後10月21日から11月1日にかけて投票が行われ、1位となった名称は11月12日よりベルギーで開催されるDevoxxカンファレンスにて発表されるとしている。