エアーは10月4日、インク / トナーを最大で75%節約できる製品「WISE Print」のニューラインナップとなる「WISE Print 印刷ログ監査」を11月に販売開始すると発表した。
インク / トナーの節約によるコスト削減を可能にするWISE Printシリーズは、基本となる「Standard」のほか、印刷履歴の一括管理機能などを搭載した「Enterprise」や、プリントサーバーにインストールすることで各クライアントPCへのインストールが不要になる「Standard for Print Server」が販売されている。
今回新たに発売される「WISE Print 印刷ログ監査」は、コスト削減機能に加え、「印刷イメージの保存・照会」「印刷内容のテキスト検索」「印刷ID印刷」「印刷情報のQRコード印刷」などの機能を搭載した製品。ユーザーが印刷を実行する際に印刷ログと印刷イメージをWISE Printサーバに保存することで、印刷イメージの照会や印刷内容のテキスト検索が可能になる。
また、印刷物のすべてのページにユーザ名や印刷日時などの情報をQRコード化して印刷可能で、プリントアウトされた紙から印刷ユーザーを特定できるため、不要な印刷や不正な印刷を防止する効果も期待できるという。
同製品の価格は、ユーザーライセンス数100~500の場合で、1ユーザーあたり1万1000円(税別)。出荷開始は11月30日の予定で、同社は初年度に100社への販売を見込んでいるという。