Googleは10月3日、Googleウェブマスターツールのユーザーに向けて公開している「ウェブマスター向けガイドライン」の内容を更新した。あわせて、ガイドライン違反となる具体的な手法に関するヘルプ記事の構成も見直されている。
同社のウェブマスター向けガイドラインは「デザインとコンテンツ」「技術」「品質」の3カテゴリに分類されており、今回更新されたのは品質に関するガイドライン。Google検索結果における評価を維持する上で避けるべき手法について、これまでよりも詳細に解説されている。ガイドラインでは、自動生成されたコンテンツや無断複製されたコンテンツ、隠しテキストや隠しリンク、クローキングなどが避けるべき手法として挙げられており、リンクプログラムへの参加や、コンテンツに無関係なキーワードをページに詰め込むこと、自動化されたクエリをGoogleに送信することなども行わない方がよいとされている。
自分のWebサイトが今回のガイドラインの内容に沿っていない場合は、ガイドラインを参考に修正し、GoogleにWebサイトの再審査をリクエストすることができる。
なお、デザインとコンテンツに関するガイドラインでは、主要ページへのリンクを記載したサイトマップを用意することや、重要なコンテンツやリンクを表示する際には画像の代わりにテキストを使用することなどが推奨されている。また、技術に関するガイドラインでは、各ブラウザで表示テストを行うことや、Webサイトの読み込み時間を最適化することなどが推奨されている。