Googleは10月1日、Webサイトに設置されたアクセス解析用のタグなどを管理する「Googleタグマネージャー」を公開した。NRIネットコムが同サービスの認定パートナーとして、導入サービスを開始している。

Googleタグマネージャーは、オンラインマーケティング向けWeb解析サービス「Googleアナリティクス」やWeb広告サービス「Google AdWords」などで利用する各種タグ(コード)の管理を行うツール。アクセス解析や広告効果測定、リマーケティングなどのタグを一括で管理できる。同ツールは現在、無料で利用できる。

Google タグマネージャーによるタグ管理のイメージ(NRIネットコム)

GoogleタグマネージャーはGoogleの他サービスとの親和性が高く、GoogleアナリティクスやGoogle AdWordsなどの基本的なタグが定形として用意されており、簡単に追加できる。また、Googleのサービス以外のタグも定形に登録可能で、そのほかにもさまざまなカスタマイズ機能を備えている。

今回、NRIネットコムはGoogleタグマネージャーの認定パートナーになり、企業向けにGoogleタグマネージャーの導入サービスを開始している。また同社は、Googleアナリティクスの導入やWebアクセス解析をサポートするサービスなども行っている。現在のところ、日本における認定パートナーは、同社とアユダンテの2社。