米Microchip Technologyは、同社の8/16/32bit MCUで利用できる組み込み用のWi-Fi開発ボードを発表した。
今回発表されたのは「RN-131」および「RN-171」で、同社が2012年4月に買収したRoving NetworksのWi-Fi Moduleをベースとしており、同社のPICtail/PICtail Plus向けのドーターモジュールとなる。
RN-171ならびにRN-131は、IEEE-802.11b/gに準拠した開発ボードで、ベースバンドプロセッサおよびTCP/IPスタック、ネットワークアプリケーションの機能を搭載しており、4/8/16/32bit MCUに容易にWi-Fiコネクティビティを付加できると同社は説明している。消費電流はSleep時に4μA、受信時に35mA、送信時に120mAとなっている。
なお「RN-131 PICtail Daughter Board」は44.95ドルで、「RN-171 PICtail Daughter Board」は39.95ドルで、microchipDIRECTおよび同社の販売代理店より購入可能となっている。