National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は10月3日、無線LAN 802.11acやBluetoothなどの低エネルギー技術に対応したテストソリューションを発表した。

同ソリューションは、同社のシステム開発ソフトウェアとモジュール式でFPGAをベースとしたPXI計測器が含まれており、ユーザー側で完全にプログラムできる高性能なテストソリューションとなっている。また、同社の携帯電話やナビゲーションシステム、無線などとの接続ツールといった他のソリューションと共通プラットフォームでテストできるようになる。

特徴としては、256QAMの場合-46dBと、当該カテゴリで最高クラスのRMS EVMを実現しており、これにより特性評価や製造テストに対応できるほか、「NI PXIe-5644R VST」に搭載されているFPGA上で計測やカスタムアルゴリズムを実行することで、計測やリアルタイムテストの時間短縮が可能となっている。

価格は、無線LAN計測ツールキットが42万7000円から。Bluetooth計測ツールキットが42万7000円となっている。

日本NIの無線LAN 802.11acやBluetooth向けテストソリューション