山城デザインは10月1日、AR(拡張現実)を手軽に体験できるARプラットフォームアプリ「Findplus」をAndroid端末向けにリリースした。価格は無料。
「Findplus」は、ARコンテンツを手がける同社の3DCG技術を活かして制作されたという、画像認識型のARプラットフォームアプリ。本アプリに対応しているターゲット用画像をカメラで読み込むことで、3Dアニメーションや音などを含むリッチコンテンツを端末画面に表示させることができる。アプリにはこのほか、表示されたコンテンツを撮影する機能や、撮影画面をEメールやFacebook、Twitterへ投稿する機能なども搭載される。
また、キャンペーンやプロモーションなどでARコンテンツを導入したい企業・団体などは、本プラットフォームを利用することで、オリジナルアプリを制作するよりも低コスト・短期間でコンテンツ公開が可能になるとしている。アプリのインターフェイスは、ボタンの数や色味を抑えたシンプルな画面構成とすることで、さまざまな企業の利用に備えた。
なお、今回のAndroid版に先駆けて、すでにiOS版が9月にリリースされている。iOS版では、ターゲット画像がなくてもコンテンツを表示できるオーバーレイ機能も搭載されているとのこと。