ロームグループのラピスセミコンダクタは9月28日、Bluetooth v4.0 Low Energy対応2.4GHz無線通信LSI「ML7105」を開発、即日のサンプル出荷を開始したことを発表した。

同製品は、ZigBeeなどの製品開発で培われてきたRF回路設計技術を応用することで、送信時9.8mA、受信時8.9mAの消費電流を実現。10mA以下の消費電流を実現したことにとり、コイン電池など小型・小容量の電池での長期間使用を可能とした。

また、Bluetooth無線通信に必要なプロトコルスタックも内蔵しているため、最小限の構成で既存の最終製品を無線化することが可能になるという。

なお同製品のサンプル価格は1000円(税別)で、2013年3月より量産出荷を開始する予定だという。

Bluetooth v4.0 Low Energy対応2.4GHz無線通信LSI「ML7105」のパッケージイメージ