セコムは9月27日、東京電力のデータセンター子会社であるアット東京の株式約50.9%を取得し、アット東京を買収すると正式に発表した。株式取得額は333億円。
株式は東電が保有する84.2%の中から買い取り、買収後も東電は33.3%を継続して持ち続ける。また、インテックも15.8%を持つ株主となっている。
アット東京は、総延床面積20万平方メートルを保有するデータセンターで、買収により、セコムは現在有するセキュアデータセンターを含む総延床面積合計約23万平方メートルのデータセンターを保有することとなる。
セコムでは買収後、システムオペレーション事業や危機管理サービス、セコムクラウドサービス(「セコム・安否確認サービス」「セコムあんしんエコ文書サービス」「セコム電子データ保管サービス」)、大量・非定型でリアルタイム性が高いビッグデータなどについて事業推進を行うとしている。