NTTアイティは、同社のWeb会議サービス「ミーティングプラザ」の、スマートデバイス・クライアント「ミーティングプラザ モバイル」のiPad/iPhone対応・機能を強化し、10月1日よりASPサービスでの標準提供を開始すると発表した。
機能強化された新しい「ミーティングプラザ モバイル」では、新たに、新しいiPadとiPad2、iPhone4Sに対応。Androidスマートフォン/タブレット端末同様に、インターネット接続により、簡単・直感的操作で映像送受信・音声/チャット会話・共有資料参照を行いながら遠隔会議に参加することができる。
また、iOSデバイスでは、今まで音声送受信には電話機能を利用していたが、今回全てIP通信に統合。このため、電話機能がないタブレット端末などでも、PCと同様インターネット接続により会議に参加できる。
さらに、スマートデバイスでの数十レベルの多拠点映像表示は、処理能力的に不可能だったが、今回からPCから参加する場合と同じく、最大32拠点までの顔映像表示をiPad/iPhoneで実現した。
内蔵カメラで撮影した写真(最大HDモード:1280×960)に、手書き描画を加えて共有映像としてアップすることも可能となり、現場の状況を撮影し、手書き描画を加えて会議資料として共有化可能。
さらに、騒音の大きい現場での会話や、詳細な画像による報告が可能となり、臨場感あふれるリアルタイムのレポーティング、検討を実現している。
サービスの価格は、月額2,500円(税別)の従量制プランから、時間無制限の定額制プランまでを用意。定額制プランでは、さらに全社的な導入をイメージして複数の会議を同時に自由に開催できる「エンタープライズ・サービス」もあり、最大同時接続は128拠点まで。iPad/iPhone、Android等のタブレット端末を用いて、資料共有機能を活用した「マルチディスプレイ・サービス」も用意され、1接続月額1,500円(税別)にて利用可能となっている。