アドビ システムズは25日、コンシューマー向け写真編集の定番ソフトウェアの最新バージョン「Adobe Photoshop Elements 11」を発表した。発売日は10月12日、アドビストアでは25日より予約受付を開始する。価格は1万4,490円(乗換え・アップグレード版 1万290円)。WindowsとMac OS両方に対応する。
「Photoshop Elements 11」は、写真の整理、編集、公開を行うための総合的なソリューション。今回あらたに「クイック」や「ガイド」、「エキスパート」という編集モードを設け、ユーザーの習熟度に合わせてインタフェースを変更することができるようになった。
また、便利なアクションバーやワンクリックオプションも搭載、大きく目立つアイコンなどが表示されるようになった。そのほかの機能として、ジオタグ対応Googleマップの表示、イベント別に整理、新ガイド付き編集機能により、チルトシフト、ビネット効果、ハイキー/ローキーなど、プロ仕様の効果を簡単に適用できる。
加えて、「コミック」、「グラフィックノベル」、「ペンとインク」などの新しいフィルターを利用し、写真を加工することができる。Photoshop独自の技術によって、複数の写真からオブジェクトを簡単に検索でき、電子メール、Facebook、YouTube、Vimeoなどを通じ、写真を簡単に公開することも可能だ。
なお、コンシューマー向けビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 11」も同時に発表され、セットにして価格を抑えたバンドル版「Adobe Photoshop Elements 11 & Adobe Premiere Elements 11」の価格は2万790円(乗換え・アップグレード版 1万5,540円、学生・教職員個人版 1万290円)となっている。