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PostgreSQL Global Development Groupは24日(米国時間)、重大な問題に対処したPostgreSQLを公開した。PostgreSQLはBSDスタイルのライセンスを採用し、オープンソースのもと開発されているオブジェクトリレーショナルデータベース管理システム。公開されたバージョンは「9.2.1」「9.1.6」「9.0.10」「8.4.14」及び「8.3.21」。今回修正された問題は、9.1及び9.2において重大な問題を引き起こすものとなっており、PosgreSQLチームは9.2及び9.1を利用しているユーザに対してできるだけ早く更新するよう呼びかけている。
9.2及び9.1で発見された問題は、サーバがクラッシュしてシステムが即時終了した場合やフェイルオーバーのスタンバイに失敗した時に2つの潜在的なデータ破損が発生するというもの。一つはデータベース用のBTREE及びGINインデックスが破損する可能性があり、もう一つは可視性マップが破損する可能性があるという。
また、その他のバージョンを含む新たにリリースされたアップデート版ではテキスト検索の選択性の向上やPL/Perlのクラッシュ問題の修正など細かな変更が加えられている。