デルタ航空は、空港の出発ゲートで利用者が無料で電子機器を充電できる電源「充電ステーション」の設置を進めており、このほど、成田国際空港を含む13空港への追加設置を開始したと発表した。米国外の空港で充電ステーションを設置するのは、成田国際空港が初めてとなる。

成田国際空港では第1ターミナルの第1サテライトと第2サテライトの出発ゲート付近に充電ステーションが設置され、自由に利用できる(写真は米国での設置例)

成田国際空港では、デルタ航空が使用する第1ターミナルの第1サテライトと第2サテライトの出発ゲート付近に、110ボルトのコンセント6口とUSBポート2口がついた充電ステーション6台を設置された。

また、米国内では、アンカレッジ、オースティン、デンバー、ダラス・フォートワース、ヒューストン、カンザスシティ、ミルウォーキー、ニューオリンズ、オンタリオ、フィラデルフィア、フェニックス、シラキュースといった12の空港にて、年末までにデルタ航空ブランドの充電ステーションが新たに設置される予定となっている。

なお、全米でデルタ航空便利用客の多いトップ20の空港(アトランタ、ボストン、シンシナティ、コロンバス、デトロイト、ハートフォード、インディアナポリス、ロサンゼルス、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ナッシュビル、ニューヨークのJFK空港とラガーディア空港、ノーフォーク、オマハ、ピッツバーグ、ポートランド、ソルトレイクシティ、シアトル、セントルイス)には、すでにデルタ航空ブランドの充電ステーションが設置されているという。