オプトは9月19日、O2O(オンライン トゥ オフライン)市場への本格参入の一環として、"モノの百科事典"をコンセプトにしたソーシャルサービス「Sumally」を開発・運営するサマリーの第三者割当増資を引き受け、資本業務提携を締結したことを発表した。

Sumallyは、さまざまな製品の情報と、それに対するユーザーの興味・関心を核にしたSNS。気になる製品の情報を通じてほかのユーザーと交流することで、今まで知らなかったモノを発見したり、自分とセンスの近い人と出会ったりすることができる。現在、O2Oマーケティング手法の検討・開発に注力する同社は、SumallyがECサイトや実店舗の商品・在庫情報を提供できるメディアであり、O2Oマーケティングにおける有効な集客装置になり得ると判断して業務提携を決めたという。

同社のO2Oマーケティング支援事業のイメージ

SumallyのWebサイトイメージ

同社は今後、e-マーケティングノウハウの提供などを通じて、サマリーと共同で商品開発を行い、一部の開発商品を独占販売していくことで同事業の価値向上、収益化を図るという。

また同社は、Sumallyが持つマーケティングツールとしてのプラットフォーム機能拡張を全面的に支援するとしている。広告主にとっては、Sumallyに商品を掲載することでユーザーの興味・関心情報を把握可能になり、各ユーザーに適した情報を提供できるようになる。