Anixter Japanとラリタン・ジャパンは9月19日、日本における国内販売代理店契約を締結したと発表した。契約締結により、Anixter Japanは、Anixterのグローバル顧客を中心に、拡大するデータセンタ市場における先進的企業に対してインテリジェントPDUの販売を強化していく。

ラリタン「インテリジェントPDU」

ラリタンのインテリジェントPDUは、WebブラウザまたはCLI(コマンドラインインタフェース)を通じて電源をリモート制御できる多機能電源タップ(PDU)。PDUレベルまたは個々のコンセントレベルで消費電力状況をモニタリングし、ユーザ定義のしきい値に基づくアラート送信を発する。

また、強力なパスワード、認証、承認、暗号化によってセキュリティを確保し、豊富な環境管理機能を提供。高度なカスタマイズが可能で、SNMP TRAP/SET/GET、IPMI、SMASH CLPなどの業界の最新標準に基づくテクノロジをサポートする。

さらに、LDAP、Active Directory、RADIUS、NFSサーバなどの企業の既存インフラとシームレスに統合できるため、受注開発(ETO=Engineer To Order)、受注生産(BTO=Build To Order)に対応している。

両社は拡大を続けるデータセンタ市場において、電力利用の効率化のさらなる推進のため、市場のニーズに合わせたインテリジェントPDUの提案、供給に注力していくという。