アシストは9月18日、企業内での情報活用の現状を把握するための仕組みである「情報活用診断サービス」を開発し、提供を開始すると発表した。提供価格は、5万円(税別)だが、年内は無償で提供する。

同社では「自社の情報活用がどの程度進んでいるのか知りたい」、「他社とどう違うのか知りたい」という顧客企業の声に応えるために、「情報活用度」と「情報活用基盤整備度」の2点から情報活用の現状を把握できるサービスを開発した。

「診断結果」サンプル

同サービスでは、アシストが過去の様々な事例に基づいて作成した独自の6つの視点(1.企業目的と情報活用目的、2.情報活用状況、3.データ整備状況、4.情報取り扱いに関する制限、5.情報活用の仕組みの現状、6.評価/改善)に基づき、顧客企業にヒアリングした結果を診断レポートとして提出する。

実施効果は、6つの軸から、客観的な現状を診断することで、情報活用のどこに問題があるのかを第三者の視点で検証し、情報活用の仕組みを構築する上で想定される課題や、現在の情報活用基盤をより推進するための方策を見つけることができる。

「情報活用診断サービス評価項目」

また「現状できていないこと」、「他社と比較して遅れていること」など、情報活用を進める上での改善点もあわせて提供する。これにより、情報活用の仕組みを構築する上で想定される課題や、現在の情報活用基盤を推進するための方策を見つけることが可能になる。

実施の流れは、「1.ヒアリングシートに記入」、「2.ヒアリングシートの記入結果を基に、診断を実施」、「3.診断結果をレポートし報告」となっている。