SGシステムは、福島県郡山市に国内最大級となるスキャニングセンター(名称:SGシステム 福島BPSセンター)を開設し、9月21日から稼動を開始すると発表した。

「SGシステム 福島BPSセンター」

SGシステムはグループの佐川急便が取り扱う宅配便などの貨物追跡情報の管理や、配送伝票(月間約1億枚)などのデータ化処理を行っており、国内有数の高速スキャニング設備を保有するとともに、中央官庁や地方自治体においても重要帳票類のスキャニング・デジタル化において実績を有する情報処理事業者。

新規に開設したスキャニングセンターは、高速汎用スキャニングマシン27台を有し、同種のスキャニングセンターとしては、同社によると国内最大級。

当初は佐川急便の配送伝票のスキャニングおよびデータ入力業務から開始し、できるだけ早く、グループ外部の顧客にもスキャニングサービスの提供範囲を拡げていく。

今回、東日本大震災で被害を受けた福島県下にてスキャニング事業を開始することで、現地での新たな雇用(約160名)と事業を創出し、地域の復興・再生に貢献していく。