日本オラクルは9月11日、ビッグデータ・アナリティクスの新製品「Oracle Endeca Information Discovery(オラクル・エンデカ・インフォメーション・ディスカバリー)」の提供を開始すると発表した。
「Oracle Endeca Information Discovery」概要 |
同製品は、データウェアハウス、トランザクション・システム、Webログ、ソーシャルメディア、センサーデータなど、企業内部とファイアーウォール外部に存在するさまざまな情報源から得られる構造化、準構造化、非構造化データの検索と分析を行うことができるソフトウェア製品で、品質保証関連データの分析、保険請求データの分析、犯罪情報の分析、ソーシャルメディアのセンチメント分析などにおいて活用されているという。
また、一般消費者向けのネット販売サイトにおけるユーザーの操作方法を取り入れることで使いやすさを向上した、アナリティクス製品で、構造化、非構造化などあらゆるデータの検索やファセット・ブラウジングの機能を持つ。
そのほか、オラクルの分析専用のエンジニアド・システム「Oracle Exalytics」上での動作がサポートされており、「Oracle Exalytics」のインメモリ・アーキテクチャと分析能力を活用した高速処理を実現する。
製品の参考価格は、最小構成1CPU/25ユーザーで、900万円から。