ミクシィはは9月10日、Androidアプリ提供者に向けたテスト版アプリ配信サービス「DeployGate」提供を発表した。DeployGateは、同社の新規事業を創出する「イノベーションセンター」の第1号案件として、社員からの新規事業の応募(社内公募)から生まれたサービスだという。
DeployGateでは、Androidアプリの開発者や企画者が、エンジニアやディレクター、テスターなど企画に関わるメンバーに対してテスト版アプリをワイヤレスで配付する機能と、端末でのアプリの動作ログをリアルタイムで取得できる機能を提供する。
アプリ開発者はDeployGateでアカウントを登録し、テスト版アプリをアップロード。その開発者からメールで招待されたメンバーは、Android端末にAndroidアプリ「DeployGate」とテスト版アプリをダウンロードして、動作確認などを行うことができる。また、その際の動作ログやクラッシュレポートが開発者にリアルタイムで提供される。
DeployGateでは、端末をケーブルでPCに接続することなくテストアプリの配信が行えるほか、テストアプリの更新版をプッシュ通知したり、端末紛失時にリモートでアプリを停止させたりといったことも可能となっている。
テストアプリの登録数やアプリバージョン履歴の保持数などによってLite、Pro、Bizの3プランが用意されており、利用価格はアプリ登録数が4個のLiteが525円、20個のProで3750円などとなっている。アプリの利用端末数はいずれのプランにおいても無制限。詳細は、DeployGate Webサイトから。
同社では、今後iPhoneアプリでも同様のサービス提供を実施する予定としている。