Texas Instruments(TI)は、DLPの開発ソフトウェア「DLP LightCrafter 2.0」を発表した。
同製品は、産業機器や医療機器、セキュリティ機器、高速なインテリジェントライトステアリングを必要とする科学計測ソリューションなどにDLPを組み込めるようにした評価プラットフォーム。内蔵されている組み込みプロセッサ「TMS320DM365」、GUI、FPGAのサポートが従来より改善されている。
「DLP LightCrafter 2.0」の主な特徴と改善点は大きく2つ。1つは、シーケンスモードの追加。配列の個々のパターンは「DLP LightCrafter 2.0」で表示する前にGUI内でプレビューすることが可能。play once(一回再生)オプションは、連続的な配列パターンモードに代わるものとして追加された。モノクロBMPファイルに加えて、より汎用性の高い配列パターン用にカラーとグレースケールBMPファイルもサポートされている。この他、SDカードから直接コンテンツを読み込む新しいスライドショーモードが利用できる。
もう1つは、LEDコントロール。HDMI接続された入力ソースからコンテンツをストリーミングする際、赤、緑、青のLEDを個別に選択できる。
なお、「DLP LightCrafter 2.0」は、従来バーションの「DLP LightCrafter」を利用しているユーザーは、TIのホームページからダウンロードできる。