日本IBM(以下、IBM)は9月5日、x86サーバ「IBM System x、BladeCenter、Flex System」((以下、System x製品)に利用するためのWindows Serverライセンス「Windows Server 2012 IBM版」の発売を、同日より開始すると発表した。なお、出荷は9月14日から。
「Windows Server 2012 IBM版」は、一般に、サーバとは別に購入する必要があったWindowsライセンスを、メモリやハードディスクなどと同様、System x製品のオプションとして一緒に購入できるWindowsライセンスの購入形態となる。
これにより、System x製品と別々にWindows Serverライセンスを購入するよりも、コストを抑えることができる。
「Windows Server 2012 IBM版」には、「Microsoft Windows Server 2012」に搭載され、従来よりも機能強化された「Hyper-V」が標準搭載されており、Windows、Linuxなどさまざまなオペレーティング・システムを仮想化環境上で同時に実行することができる。
価格は、「System x3100 M4」と「Windows Server 2012 Standard (2CPU) IBM版(日本語)」、「Windows Server CAL 2012(5 デバイス)」の一括購入時の場合、19万1,000円(税別)。