日本HPは、ビジネス向けA4インクジェット複合機「HP Officejet 4620(以下、Officejet 4620)」を発表した。9月13日より、販売店、および日本HPのオンラインストアにて順次販売を開始する。HP Directplus価格は1万2,810円。
「Officejet 4620」は、最大35枚の連続スキャンが可能なADF(自動給紙装置)とFAX機能を搭載した上で、1万円台の低価格を実現したA4インクジェット複合機。個人向け機種と共通のHP178インクカートリッジを使用するため、SOHOや小規模オフィスのビジネス用途以外にも、家庭で使用する2台目のFAX・コピー機兼用プリンタとしても活用可能だとしている。
同機種はプリント、スキャン、コピー、FAX機能を搭載した複合機となり、印刷速度(ISO)はモノクロ8枚/分、カラー 7.5枚/分。液晶サイズは2インチモノクロディスプレイ、インクシステムは4色独立インク(K:顔料系、CMY:染料系)。接続インタフェースにはUSB 2.0、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)があり、給紙容量は最大80枚。本体サイズは 450×340×205mm、電源のオンオフをコントロールする「スケジュールオン・オフ機能」を搭載している。