Texas Instruments(TI)は、1.8Vから5Vまでの低電圧リレーのサポートを可能にする、完全集積型7チャネル・リレー・ドライバ「ULN2003LV」を発表した。
同製品は、7個の内蔵低出力インピーダンスドライバにより、消費電力を競合製品比で1/5に削減が可能なほか、部品点数の削減による基板実装面積の最大80%の削減が可能だという。
また、入力抵抗/コンデンサ(RC)スナバ回路により、高ノイズ動作条件下でドライバ性能を向上させたほか、内蔵入力プルダウン抵抗により、入力ロジックのスリー・ステート動作が可能で、重い負荷条件においても効率を向上できる大電流負荷向けのチャネル・グルーピング機能を搭載している。
パッケージは10mm×4mmの16ピンSOICおよび5.1mm×4.5mmの16ピンTSSOPパッケージが用意されており、いずれのパッケージ品もすでに供給がなされている。価格は1000個受注時の単価で0.15ドル(参考価格)としている。